森六ホールディングス(本社:東京都港区)は3月15日、子会社・四国化工(本社:香川県東かがわ市)の新工場建設を決議したと発表した。
ケミカル事業に属する四国化工では特殊な技術と品質管理により、様々な樹脂素材を組み合わせ、機能的なフィルムを製造している。その中でも、現工場(白鳥工場)では付加価値の高い機能性医療用フィルムを製造しているが、設備の老朽化や生産能力に課題があるため、新製法の採用、生産能力の増強、品質の更なる向上、生産の効率化等を目的に、現工場の生産機能を統合・集約した新工場(本社第2工場)建設を決議した。
新工場の建設により、ケミカル事業における顧客ニーズに適った付加価値を有する様々な素材・製品を開発・提供する“ものづくり”機能の更なる強化を目指していく。
<新工場の概要>
名称:四国化工株式会社 本社第2工場(仮称)
所在地:香川県東かがわ市西山431番6/建築面積:約5,000㎡
内容:第2工場建屋建設、機能性医療用フィルム製造設備の設置
取得額:約30億円(金額については変動の可能性がある)
資金計画:自己資金及び借入金等により充当
完成後の増加能力:36%増加/工事着工:2018(平成30)年4月(予定)
竣工:2019(平成31)年4月(予定)/工場稼働:2019(平成31)年6月(予定)
<四国化工株式会社(子会社)の概要>
所在地:香川県東かがわ市西山516番地1/代表者:代表取締役社長 入交 正之
事業内容:高機能多層フィルムの製造・販売
資本金:220百万円(2017(平成29)年3月31日現在)
設立年月日:1983(昭和58年)4月11日