米キャタピラー(Caterpillar Inc. 、本社:イリノイ州Deerfield)が毎月発表している機械の小売統計によると、2019年2月の全世界小売統計は前年同月比33%増となった。アジア/パシフィックは41%増、EAME(欧州・アフリカ・中東)は30%増、中南米39%増、北米30%増となった。2017年7月に2012年11月以来4地域すべてがプラスとなった後、8カ月連続で4地域がプラスとなった。
資源産業(マイニング)は全世界で60%増となり、8カ月続けて増加した。うちアジア・パシフィック60%増、EAME58%増、中南米57%増、北米は62%増だった。直近8カ月では、EAMEの回復が目立っていたが、先月あたりからは全世界で大幅に改善している。
一方、建設産業(一般建機)は、全世界で27%増だった。13カ月連続で増加、うち10カ月は2ケタ増。4地域いずれも増加しており、アジア/パシフィック36%増、EAME20%増、中南米30%増、北米27%増となった。
エネルギー&輸送については、全体で21%増。PowerGen19%増、Industria12%増、Transportation6%増、Oil & Gas29%増だった。
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