豊田合成は3月14日、FCV(燃料電池車)の主要部品である高圧水素タンクを生産する新工場を三重県いなべ市に設立、現在、生産開始に向けて準備していると発表した。新工場では普及が見込まれるFCVの車種拡大に対応し、高圧水素タンクの生産能力を順次強化していく。
豊田合成は、電動化に対応した製品開発を事業の重点に据え、ゴム・樹脂の高分子系の専門メーカーとしての強みを活かした軽量部品などの開発を加速させており、今後もクルマの環境性能の向上に貢献していく。
<新工場の概要>
工場名:豊田合成株式会社 いなべ工場/所在地:三重県いなべ市 藤原工業団地内
生産品目:高圧水素タンク/面積:敷地 約130,000㎡ 建屋 約21,000㎡
従業員数:約100名