<2018(平成30)年1月 産業機械受注状況>
発表日:2018年3月13日
1.概要
本月の受注高は3,184億8,700万円、前年同月比93.9%となった。
内需は、2,038億3,600万円、前年同月比112.5%となった。内需のうち、製造業向けは前年同月比100.1%、非製造業向けは同124.0%、官公需向けは同149.4%、代理店向けは同80.3%であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(132.7%)、鉱山機械(113.1%)、タンク(195.8%)、プラスチック機械(148.0%)、圧縮機(115.3%)、送風機(115.3%)、金属加工機械(139.9%)、その他機械(172.4%)の8機種であり、減少した機種は、化学機械(79.7%)、ポンプ(96.6%)、運搬機械(74.2%)、変速機(94.8%)の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、1,146億5,100万円、前年同月比72.6%となった。本月、プラント案件はなかった。
増加した機種は、化学機械(175.2%)、プラスチック機械(102.7%)、ポンプ(124.2%)、圧縮機(167.6%)、変速機(115.0%)、金属加工機械(807.9%)の6機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(9.9%)、鉱山機械(48.4%)、タンク(11.9%)、送風機(61.1%)、運搬機械(53.3%)、その他機械(64.6%)の6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
(1)ボイラ・原動機:外需の減少により前年同月比48.6%となった。
(2)鉱山機械:窯業土石の増加により同105.6%となった。
(3)化学機械(冷凍機械を含む):外需の増加により同102.7%となった。
(4)タンク:石油・石炭の増加により同146.7%となった。
(5)プラスチック加工機械:その他輸送機械、その他製造業の増加により同121.0%となった。
(6)ポンプ:外需の増加により同102.4%となった。
(7)圧縮機:外需の増加により同138.7%となった。
(8)送風機:鉄鋼の増加により同107.8%となった。
(9)運搬機械:運輸・郵便、通信、外需の減少により同64.5%となった。
(10)変速機:運輸・郵便の減少により同98.4%となった。
(11)金属加工機械:外需の増加により同371.4%となった。
問い合わせは、日本産業機械工業会