鍛圧機械、2018年2月受注は前年同月比13.4%減の238.2億円

 日本鍛圧機械工業会が3月8日に発表した2018年2月度の鍛圧機械受注実績は、前年同月比13.4%減の238億2,000万円となった。板金系が好調を維持しており、7カ月連続で前年を上回った。プレス系は大型・超大型の輸出向けの低調が響き、前年を下回るも小型機は堅調に推移している。2017年度の累計は3,152億円となり、前年度比約10%増のペースで推移している。

 機種別では、プレス系機械は前年同月比32.3%減の92億3,000万円。中型プレスは43.0%増、小型プレスも53.1%増だが、超大型が75.9%減、大型も78.1%減となった。油圧プレスは28.1%減、フォーミング52.5%減、自動化・安全装置も7.1%減。板金系機械は前年同月比9.7%増の79億9,000万円。プレスブレーキが30.0%増だが、レーザ・プラズマ3.2%減、パンチングも0.6%減となった。

 内外別では、国内は前年同月比1.1%減の109億7,000万円。一般機械は7.2%増、電機も2.3倍増だが、自動車6.5%減、金属製品製造業21.2%減、鉄鋼・非鉄金属も59.2%減となった。

 輸出は前年同月比36.3%減の62億5,000万円。中国向けは71.1%増、東南アジア向け76.6%増、韓国・台湾向け31.8%増、ロシア向け9.8倍増だが、北米向け89.6%減、欧州向け23.3%減となった。

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