北海道電力、新得発電所が資源エネ庁から重要電源促進地点に指定と発表

 北海道電力は3月6日、2019年4月に着工予定の新得発電所(水力、出力23,100kW)について、資源エネルギー庁長官に対し、重要電源促進地点の指定に向けた申請を行っていたが、同日、同発電所が重要電源促進地点に指定されたと発表した。

 重要電源促進地点は、推進することが特に重要な電源開発に係る地点について、発電事業者の申請に基づき、地元合意形成などを図るために、資源エネルギー庁長官より指定されるもの。北海道電力としては、引き続き、安全確保と環境保全に万全を期して、新得発電所の建設工事を進めていくとしている。

<重要電源促進地点指定申請の概要>

1.申請内容:重要電源促進地点の指定に関する規程(平成17・02・02資庁第1号)第4条第1項の規定により、「重要電源促進地点」の指定を受けること。

2.申請理由:水力発電は、純国産の再生可能エネルギーのひとつであることから、エネルギーセキュリティーの確保および低炭素社会の実現の観点から注目されているところである。

 新得発電所が地点として指定されることにより、高いアナウンスメント効果が得られるなど、今後の立地促進に高い効果が見込まれる。

3.申請月日:2018年2月15日

 ニュースリリース

 新得発電所の概要