㈱東京衡機は3月2日、中国子会社である無錫三和塑料製品有限公司の本社工場が無錫市政府により収用されることが確定し、同社の本社工場を移転することを決定したと発表した。(事業拠点・グループ企業)
■収用および移転について
(1)収用対象:無錫三和の本社工場(江蘇省無錫市北塘区黄巷街道全豊路1号)建築面積 10,647.85㎡。土地については、国有土地に該当し、土地使用権の補償となる。
(2)収用補償金額:①不動産補償額・休業損失・移転費用等 25百万人民元、②早期移転奨励金 2百万人民元
※ ②については、2018年6月15日までに移転が完了した場合は全額支給されるが、同年7月15日まで移転完了が伸びた場合は半額支給となり、7月15日までに移転が完了しない場合は支給されない。
(3)移転先:江蘇省無錫市錫山経済開発区春筍路110号
(4)移転の時期:2018年6月15日までの移転完了を目途に各種手続きを進めている。
■今後の見通し
上記の収用および移転に伴い、東京衡機グループの2019年2月期連結業績において特別利益の発生を見込んでいる、現時点では移転に係る費用が確定していないため、具体的な金額が確定次第すみやかに公表する。なお、無錫三和の決算期は12月であり、収用は2018年2月に決定されたことから、本収用が2018年2月期連結業績に与える影響は軽微なものと想定している。