いすゞ、栃木工場内に小型トラック向けエンジン工場を新設

 いすゞ自動車は3月5日、栃木工場内に小型トラック向け新型ディーゼルエンジンの生産を行う新工場を建設、生産を開始したと発表した。

 新工場では、国内市場向け小型トラック「エルフ」に搭載する、平成28年排出ガス規制に対応した新型エンジンの生産を行う。栃木工場では、従来から大型及び中型トラック搭載用のエンジンを生産しているが、これにより国内市場向け小型トラック用エンジンの生産が加わることになる。なお、海外市場向け小型トラック用のエンジンについては、引き続き藤沢工場で生産していく。

 新エンジン工場は、スマート工場としてIoTの活用による徹底した品質管理や、セル生産方式(複数の工程をグループ化)採用での生産性向上を図るとともに、加工ライン飛散物回収システム導入による臭いや汚れの低減化や作業負荷軽減を狙ったフロアーのフルフラット化、工場内照明の全灯LED化など、人に優しくクリーンで、かつ環境負荷の少ない最新の工場となっている。

<新工場>

名称:いすゞ自動車株式会社 栃木第三工場/所在地:栃木工場敷地内

事業内容:国内市場向け小型トラック「エルフ」搭載用エンジン生産

 (平成28年排出ガス規制対応)

延床面積:約62,500㎡

<栃木工場概要>

名称:いすゞ自動車株式会社 栃木工場

所在地:栃木県栃木市大平町伯仲2691番地

事業内容:エンジン・部品生産/従業員数:1,136人

土地面積:約1,120,500㎡/建物面積:約186,000㎡

 ニュースリリース