■輸出は48.1%増の2万9,463台
韓国建設機械工業協会(KOCEMA)が最近発表した2017年における主要機種合計の生産台数は、前年比22.2%増の9万2,449台となった。うち主力機種である油圧ショベル生産実績は同28.5%増の4万108台、内需は前年比20.6%増の9,280台、輸出は同48.1%増の2万9,463台。フォークリフトは同17.4%増の4万5,582台だった。
韓国国内の油圧ショベルは、斗山インフラコア、現代建設機械、ボルボCEの3社による寡占化が進んでいる中、中国をはじめとする輸出、現地生産で実績を高めてきた。しかし、2013~16年上期にかけては中国市場低迷の影響を大きく受け、リストラを実施した。直近の2017年決算は、中国油圧ショベル市場をはじめとする建設機械の世界需要の回復を受け、売上・利益とも回復している。
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