建設機械出荷額、2018年1月は前年比15.5%増の2,036億円

■内需は3.3%減の672億円、外需は27.6%増の1,364億円

 日本建設機械工業会は2月28日、2018年1月度の建設機械出荷金額をまとめた。それによると、1月の建設機械出荷金額は、内需は3.3%減少の672億円、外需は27.6%増加の1,364億円、総合計では15.5%増加の2,036億円となった。その結果、内需は5カ月連続の減少、外需は15カ月連続の増加となった。総合計では15カ月連続の増加となった。

 内需について機種別に見ると、ミニショベル11.4%増加の65億円、建設用クレーン33.0%増加の169億円、コンクリート機械16.3%増加の26億円、基礎機械9.9%増加の27億円の4機種と補給部品3.3%増加の93億円が増加したものの、その他6機種が減少し、内需全体では3.3%の減少となった。

 外需について機種別に見ると、トラクタ36.2%増加の137億円、油圧ショベル21.2%増加の572億円、ミニショベル18.0%増加の179億円、道路機械98.4%増加の33億円、その他建設機械76.4%増加の227億円の5機種と補給部品18.1%増加の153億円が増加した。

 地域別に見ると、アジアが15カ月連続の増加、中国が4カ月連続の増加、オセアニアが7カ月連続の増加、中近東が2カ月振りの増加、欧州が11カ月連続の増加、アフリカが14カ月連続の増加、北米が5カ月連続の増加、中南米が5カ月連続の増加、CISその他東欧が3カ月連続の増加の全9地域が増加し、外需全体では27.6%の増加となった。

 1月度建設機械出荷金額統計ニュースリリース