米キャタピラー(Caterpillar Inc. 、本社:イリノイ州Deerfield)が毎月発表している機械の小売統計によると、2018年1月の全世界小売統計は前年同月比34%増となった。アジア/パシフィックは51%増、EAME(欧州・アフリカ・中東)は31%増、中南米49%増、北米23%増となった。2017年7月に2012年11月以来4地域すべてがプラスとなった後、7カ月連続で4地域がプラスとなった。
資源産業(マイニング)は全世界で49%増となり、7カ月続けて増加した。うちアジア・パシフィック24%増、EAME66%増、中南米99%増、北米は38%増だった。直近7カ月では、EAMEの回復が目立つが、米州も全般に改善してきた。
一方、建設産業(一般建機)は、全世界で30%増だった。12カ月連続で増加、うち9カ月は2ケタ増。4地域いずれも増加しており、アジア/パシフィック59%増、EAME19%増、中南米28%増、北米22%増となった。
エネルギー&輸送については、全体で16%増。PowerGen8%増、Industria13%増、Transportation横ばい、Oil & Gas27%増だった。
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