荏原冷熱システム、環境負荷を低減する「RTBA型ターボ冷凍機」を発売

 荏原冷熱システム(本社:東京都大田区)は2月13日、環境負荷を低減する新製品「RTBA型ターボ冷凍機」を4月から発売すると発表した。

 近年、地球温暖化防止のため、冷凍空調機器に使用されているHFC冷媒を、温暖化係数(GWP)の低い新しい冷媒(低GWP冷媒)に転換することが求められている。荏原冷熱システムはこの命題に、低GWP冷媒であるHCFO-1224yd(Z)(商品名:AMOLEA(R)1224yd)を採用した高効率な「RTBA型ターボ冷凍機」の提供で応える。

 「RTBA型ターボ冷凍機」は、信頼と実績ある高効率RTBF型ターボ冷凍機の技術をベースとして開発された新製品。HCFO-1224yd(Z)は、GWPが1以下と環境負荷が非常に小さく、また不燃性であり、さらに取扱いの容易な低圧冷媒であり、低GWPと安全・安心を両立できることが大きな特長。ラインアップは、774kW(220USRT)~4,395kW(1250USRT)。

 約90年にわたるターボ冷凍機の開発、製造により培った技術で、環境負荷低減と、これまでと変わらぬ安全・安心とを両立できる「RTBA型ターボ冷凍機」は、全ての顧客にとって最適なターボ冷凍機という。

 なお、発売にさきがけて2月27日~3月2日の4日間、幕張メッセで開催される「HVAC&R JAPAN 2018展」の荏原冷熱システムブースに実機展示する。

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