明治、約180億円投じて岡山県倉敷市にプロテインなどを生産する新工場を建設

 ㈱明治は2月13日、岡山県倉敷市の玉島ハーバーアイランドに取得した土地を活用し、ザバスブランドで販売をしているプロテインなどを生産する新工場の建設を決定したと発表した。

 スポーツ栄養市場は近年急速に拡大しており、中でもプロテイン市場は、アスリート層に加え、引き締まったカラダづくりやスタイルアップなどを目的とする層にまでユーザーが拡大したことなどにより、2017年度は約300億円になる見込みと、10年前に比べて約3倍もの規模に成長している。また、今後も2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けたスポーツへの関心や健康維持・向上に対する意識の高まりにより、さらなる市場拡大が見込まれる。

 明治は1980年に「ザバス」を発売して以来、国内のプロテイン市場を牽引してきた。さらに、ミルクプロテインプロジェクトにおいてたんぱく質の価値訴求を行っており、ブランド価値を一層向上させる活動を進めている。

 明治グループでは、独自の価値創造にこだわり事業拡大を図ってきている。プロテイン市場においても、ザバスブランドとして発売以来35年以上にわたってトップアスリートをサポートし続けてきた知見を活かし、「健康な食生活」を顧客に提供するとともに、市場の活性化に貢献していく。

<新工場の概要>

所在地:岡山県倉敷市玉島乙島字新湊(玉島ハーバーアイランド内)

延床面積:約30,000㎡

生産能力:約11,000t/年

生産品目:ザバスプロテイン(粉末タイプ)、アミノコラーゲン(粉末タイプ)など

投資金額:約180億円(うち約14億円は用地取得費用として)

建築工事着工:2018年4月頃(予定)

生産開始:2019年11月(予定)

■ザバス:1980年より発売し、支持されているNo.1プロテインブランド。スポーツ現場で培った豊富な知見とエビデンスに基づいた商品の開発、設計が源となり、トップアスリートから部活生、ジュニアまで、幅広いニーズに応えて展開している。

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