三一重工、世界ブランドをつくるため、グローバル代理店サミット開催

■5年間で世界最高の企業の1つに育てようと努力する

 中国の三一集団(Sany Group)は2月8日、「革新、変革、デジタル化、win-win」をテーマにした三一集団グローバルディーラーサミットを湖南省長沙で開催したと発表した。米国、ドイツ、インド、クウェート、タイ、南アフリカなど61カ国・地域から代理店の代表者約300人が、Sanyの役員と対面し、開発の歴史、国際化戦略、Sanyの将来について学んだとしている。

 3年間の計画では、Sanyの製品知識の訓練、海外マーケティング戦略を受け入れるために、ウィンウィン開発計画について議論した。この間、Sanyは、国際化の過程で新たな章を開くために、61の代理店との2018年の年次業務合意に署名した。サミットには三一集団の董事兼三一重工の向文波社長、三一集団理事の梁林河ポンプ部会長らが出席した。

 向文波社長は、「長年にわたり、世界中のSanyの代理店がSanyのために一帯一路(ベルト・アンド・ロード)の大手企業は優れた貢献をしており、Sanyの2017年業績は、利益倍増、キャッシュフローは過去最高の記録を作成することです」と挨拶した。

 向文波社長は、「2017年にSany国際経営管理システムが大きな変化と変容を遂げ、理事会の議長を務める梁稳根会長の運営原則 “两个分离、双轮驱动、三驾马车”的经营思路” (2つの独立した駆動とトロイカ)とするビジネスアイデアで急成長を達成した」と強調した。

 また、向文波社長は「新年に、Sanyとすべての代理店が2つの最も重要なことをすることを望みます。まず、絶対的な競争優位製品を作成するには、これはSanyの責任であり、サービスは究極のものを達成するための追加の段階ではない。これは代理店とSanyの責任です。一緒に仕事をして世界クラスのSabyを創り上げましょう」と述べた。

 引き続き、周万春・国際本部長は国際化戦略と3年計画を発表した。同計画によると、Sany GroupはSanyを5年間で世界最高の企業の1つに育てようと努力する」と述べた。

 サミットでは、树根互联(三一集団のインターネット関連会社)CEOの贺东东氏が「根云物联」(根の雲:インターネットのクラウドサービス)の基調講演を行い、関連事業部が国際事業計画や製品講義を行った。

 大半の代理店は、サミットが国家、人種、文化の境界を壊したと述べ、両者は共通の開発と相互信頼を求めて互いに意見を交換した。

 ニュースリリース