㈱アマダホールディングスは2月13日、同社グループ内の連結子会社である㈱アマダと㈱アマダエンジニアリングを2018 年4 月 1 日付で合併することを決定したと発表した。
アマダグループでは「お客さまとともに発展する」という経営理念のもと、激変するグローバル市場に対応する改革を間断なく進め、顧客により早く、より良い金属加工のソリューション を提案するために 2015 年 4 月に持株会社体制へ移行した。
現在、2021 年 3月期に売上高 4,000 億円、経常利益率 20%、ROE10%を目標とした中期経営 計画『TASK 3・2・1』を推進中だが、持株会社体制から3年が経過し、当初の目的としていた販売とサービスの改革による「成長戦略の推進」と開発・製造コストの削減による「収益性の向上」については、一定の成果が現れてきた。
一方で、IT・ロボット・AI といった最 新技術の進歩、モノづくりの現場における自動化や働き方改革の進展、環境への意識の高まりと 環境規制の強化など外部環境が大きく変化している中、事業会社間の連携強化を前提とした「権 限委譲によるスピード経営の実現」には、さらなるアクションとして組織の一体化と一層の効率 化を進める必要があると判断し、板金事業における主要子会社 2 社の合併を決定した。