JKホールディングス(JKHD、本社:東京都江東区)は2月9日、連結子会社である㈱キーテック(本社:東京都江東区)が地方自治体の支援を得て、山梨県身延町に針葉樹合板の製造工場を建設すると発表した。2018年度内に延床面積6,000㎡の工場を建設、2019年度に操業を開始する。投資総額は約67億円。
JKHDグループは、環境問題を経営の最重要課題の一つとしており、木材資源を有効に活用し、循環型社会を構築することで、CO2削減や地球温暖化の抑制に貢献できると考えている。
連結子会社である㈱キーテックは、南洋材を主要原材料として合板を製造してきたが、伐採規制等で原料調達に不安が顕在化し、順次国産材に原料転換してきた。日本におけるマーケットもこのような原料問題や環境問題から国産材を原料とする製品にシフトする傾向にあり、キーテックとしても国産材製品の増産に向けた施策を検討してきた。
<新工場の概要>
名称:(株)キーテック山梨合板工場(仮)
所在地:山梨県南巨摩郡身延町
敷地面積:74,089.64㎡(22,459坪)
延床面積:約6,000㎡
投資予定内容:針葉樹合板一貫製造ライン
投資予定額:総額約67億円(税抜)
着工完成予定:2018年度着工、2019度生産開始