UACJ押出加工名古屋、約20億円投じて自動車用アルミニウム構造材・部品向け最新鋭押出機を導入

 ㈱UACJの連結子会社である㈱UACJ押出加工名古屋(本社:愛知県名古屋市)は2月6日、名古屋製作所に最新鋭の押出機1台を導入すると発表した。設備投資額は約20億円で、2019年6月より稼働する。

 世界各国の環境規制強化により、自動車の排出ガス低減や燃費向上が求められており、自動車材の軽量化が進んでいる。自動車用アルミニウム構造材・部品は、アルミニウムパネル材とともに車体の軽量化に貢献し、今後大きな需要が見込まれている。これに伴いUACJ押出加工名古屋は、最新鋭の押出機を導入して生産の合理化を図り、伸長が期待される自動車用アルミニウム構造材・部品の増産に対応することにした。

 UACJグループは、昨年10月に発表した福井製造所への自動車用アルミニウムパネル材向け熱処理設備の増設に加え、構造材・部品においても生産体制を強化し、自動車用アルミニウム材のリーディングカンパニーとして、顧客ニーズに応えていく。

<設備投資の概要(予定)>

(1) 所在地:㈱UACJ押出加工名古屋 名古屋製作所(愛知県名古屋市)敷地内

(2) 設備投資の内容:直接押出機、付帯設備等

(3) 設備投資予定額:約20億円

(4) 稼働開始:2019年6月

(5) 生産能力:月間約500トン

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