日本冶金工業は2月5日、試験・研究部門施設の一部と従業員の福利厚生施設とを複合させた「複合棟」を川崎製造所内に建設すると発表した。
同社では、中期経営計画2017(2017~2019 年度)において「製造プロセス革新と川崎製造所リフレッシュ」を基本戦略のひとつとしているが、今回の決定は、これを具体化させる最初の施策。
複合棟の建設により、川崎製造所内に散在していた施設を集約し業務効率を向上させること、食堂、浴室、更衣室等の更新やフットサル兼テニスコートの屋上設置により従業員に対する福利厚生を充実させること、今後の品質・納期・コスト全般に亘るプロセス革新に向けた敷地の有効活用を可能にすること等の効果が見込めるとしている。
<複合棟の概要>(複合棟建屋仕様)
構造:鉄筋コンクリート造
階数:地上3 階+屋上
延床面積:3,938 ㎡
建築面積:1,326 ㎡
投資金額 10億円強
着工予定 2018年4 月
完工予定(利用開始) 2019年1 月