東和薬品、岡山工場・山形工場の生産能力増強工事完了、生産能力は年間105億錠に

 東和薬品は1月31日、岡山工場山形工場で進めていた生産能力増強のための建設工事が完了し、生産能力は年間105億錠となったと発表した。

 東和薬品は安定供給体制のさらなる向上をめざした生産能力の増強に向け、2015年から岡山工場・山形工場で増改築および新築工事を進めてきた。

 山形工場では既存の固形製剤棟の改築および第二管理試験棟・第二固形製剤棟の建設を行い、固形製剤棟の改築により生産能力は年間25億錠から30億錠となった。さらに、新たに建設した第二固形製剤棟は最大年間35億錠の生産が可能であり、今後需要に合わせて製造設備を導入していく。また、岡山工場は固形製剤棟の改築を行い、生産能力は年間35億錠から50億錠となった。

 今回の工事完了により東和薬品の生産能力は大阪工場25億錠、岡山工場50億錠、山形工場30億錠の計105億錠となり、さらに今後需要に合わせて設備を導入することで最大140億錠の生産が可能となる。

<山形工場 新築工事の概要>

建物名:第二管理試験棟、第二固形製剤棟

敷地面積:第二管理試験棟:約2,500㎡、第二固形製剤棟:約8,100㎡

延床面積:第二管理試験棟:約6,500㎡、第二固形製剤棟:約36,700㎡

構造:第二管理試験棟:S造 3階建て、第二固形製剤棟:S造 5階建て

 ニュースリリース