三機工業、搬送仕分け装置「クロスベルトソータCBII」を販売開始、3年で30億円目指す

 三機工業は1月22日、宅配・流通・郵便業界に代表される物流市場向けの搬送仕分け装置「クロスベルトソータ CBII」を開発、販売を開始したと発表した。

 三機工業は、空港手荷物や大型貨物用のクロスベルトソータ「CBI」を既に販売・納入しており、これまでに物流システムの技術ノウハウを構築してきた。今回販売を開始したクロスベルトソータ「CBII」は、高速化かつコンパクトでレイアウト性に優れた性能と薄物・袋物・箱物などさまざまな荷姿の搬送物を正確に仕分けることができる物流市場向けのソータ。開発で培われた最先端の技術・装置構造が反映され、高速かつ安定走行を実現している。

 三機工業は、これまで培ってきた物流システム構築のノウハウを活かし、「CBII」の能力を最大限に発揮することができる最適システムを提案することで、国内市場だけでなく海外市場も視野に入れ「CBII」における3年間で30億円以上の受注を目指していく。

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