プライメタルズテクノロジーズ、ロシアのエブラズ社西シベリア製鉄所向けの電気炉近代化工事を完工

 プライメタルズテクノロジーズPrimetals Technologies)は1月16日、2015年7月に受注したロシアのエブラズ社西シベリア製鉄所(EVRAZ Consolidated West Siberian Metallurgical Plant(EVRAZ ZSMK))向け電気炉近代化工事を完工し、最終検収書を受領したと発表した。近代化工事を完了した第2 電気炉は、同じくシベリア・ノボクズネツクにあるレール用圧延機ラインにブルームを供給している。この近代化工事では、特にタップ時間の短縮と電極消費の削減により炉の生産性が向上された。

 エブラズ社西シベリア製鉄所は、ロシア中南部のケメロボ州ノボクズネツクで条鋼製品およびレールを2 カ所で製造している。レール圧延機のラインは、電気炉、ブルーム連鋳機、レール・形鋼圧延機各1 基のライン構成となっており、最長100m のレールがロシア国内規格および輸出用国際規格に合わせて生産されている。

 同社は、この近代化プロジェクトで、上部シェル2 個、バルブスタンドを含む複合型精錬バーナー(RCB)システム、石炭および石灰の上吹用システムを納入した。

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