古河機械金属は1月11日、日本政策投資銀行(DBJ)の「DBJ環境格付」に基づく融資を受けDBJ規定の最高ランクの格付を取得したと発表した。
古河機械金属は明治8年の創業以来、銅山事業を起点に鉱山開発により培った技術を応用して機械や電子材料、化成品等の幅広い分野で事業を展開すると共に積極的に環境貢献に取り組んできた。今後も持続的な社会の実現に向けて環境保全に配慮した企業活動を推進していく。
今回の格付では、多岐にわたる事業領域を有するなか、グループ全体に対し環境マネジメントを展開し、全従業員を巻き込みながら生産プロセスの不断の改善を実施することで生産性向上と環境負荷低減を実現している点、トップコミットメントのもと、「2025年ビジョンFURUKAWA Power & Passion 150」実現に向けCSR中期計画を策定し、環境配慮製品の普及拡大やCSR調達の推進等、研究開発、調達、生産、販売の事業プロセス全体でCSR経営を実践している点、本業を通じた社会課題解決への貢献を定量的に可視化すべく、ユニック事業やロックドリル事業における環境貢献量を算定するなど、持続可能な社会の実現に向けた非財務情報開示を推進している点等が高く評価され、「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を4年連続で取得した。