椿本チエイン、高速・高頻度運転と低床化実現の「リニスピードジャッキ」を発売

 ㈱椿本チエインは1月10日、創業100周年記念モデルとして、ジャッキの常識を超えたサイズアップなしでの最高200mm/秒の高速・高頻度運転と低床化を実現した「リニスピードジャッキ(TM)」を2018年1月より販売開始し、2018年度は1.2億円、2020年度には3億円の売上高を目指すと発表した。

 ジャッキはスクリューネジとウォームギヤを組み合わせた商品で、主に運転頻度の少ない荷重保持の用途で様々な装置に採用されてきた。一方、近年、IT関連製造装置や自動車製造ラインなどで駆動部のサーボモータ化が進み、ジャッキ分野でもサーボ駆動対応の高速・高頻度運転のニーズが高まっている。しかし、従来のジャッキでは高速・高頻度運転に適しておらず、装置の生産性向上に応えることができなかった。

 新商品「リニスピードジャッキ(TM)」は、従来のジャッキでは対応できなかった高速領域での運転と小形サイズを実現。新開発構造により、従来のジャッキに比べ圧倒的な低床化を実現、縦方向の省スペース化により顧客装置のコンパクト化に貢献する。

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