■三井海洋開発、三井物産、商船三井、丸紅及び三井造船の5社で推進
三井海洋開発(本社:東京都中央区)、三井物産、㈱商船三井、丸紅及び三井造船の5社は、三井海洋開発が推進しているブラジル沖合セピア(Sepia)鉱区向けFPSO(注1)1基の長期傭船事業に対して三井物産、商船三井、丸紅及び三井造船が出資することに合意し、同日付で関連諸契約を締結したと発表した。案件は、三井海洋開発、三井物産、商船三井、丸紅及び三井造船が5社共同で取り組む4件目のブラジル向けFPSO傭船事業となる。
今回の合意は、三井海洋開発が設立済みのオランダ法人Sepia MV30 B.V.(以下「MV30社」)に三井物産、商船三井、丸紅及び三井造船が出資参画し、5社で同案件を共同推進するもの。MV30社は、ブラジル国営石油会社であるPetroleo Brasileiro S.A.(◇)(「ペトロブラス」)と2017年10月13日に21年間の長期傭船契約を締結済み。
◇「Petroleo Brasileiro S.A.」の正式表記はニュースリリース参照
注1)Floating Production,Storage&Offloading System:浮体式海洋石油・ガス貯蔵積出設備
<FPSO概要>
原油生産能力:18万バレル/日
ガス生産能力:212百万立方フィート/日
原油貯蔵能力:140万バレル
係留方式:スプレッド・ムアリング(水深2,140メートル)
<出資比率>
三井海洋開発株式会社:20.1%
三井物産株式会社:32.4%
株式会社商船三井:20.6%
丸紅株式会社:17.6%
三井造船株式会社:9.3%