KHネオケム(本社:東京都中央区)12月25日、機能性材料事業の主力製品である冷凍機油原料の生産能力を増強するため、約75億円を投じて三重県四日市市に新規製造設備を建設すると発表した。
近年、中国をはじめとする新興国におけるエアコン市場の拡大や、オゾン層破壊や地球温暖化に配慮した冷媒へのシフトに伴い、同社の冷凍機油原料の需要が伸長している。冷凍機油はエアコンの内部で冷媒を循環させるために使用する潤滑油だが、今後も国際的な環境規制の強化に伴い、環境配慮型冷凍機油のさらなる需要伸長が予想されている。
KHネオケムは、本設備投資により冷凍機油原料の生産能力を増強し、機能性材料事業の拡大に努め、地球環境に貢献していく、
<新設備の投資内容>
所在地:三重県四日市市大協町2丁目3
生産品目:冷凍機油原料
総投資額:約75億円(機械装置および構築物等)
資金計画:自己資金及び借入金により充当(予定)
工事着工:2018年5月(予定)
工事完工:2019年11月(予定)
生産開始:2020年1月(予定)