カルマー(Kalmar)、PSA Corporation Limitedとのメンテナンスおよび修理契約を締結

 Cargotec(本社:ヘルシンキ)の一員であるKalmar(カルマー)は1月2日、PSA Corporation Ltd(本社:シンガポール)から今後3年間、モバイル機器のメンテナンス・修理契約を獲得したと発表した。この契約は、Pasir Panjangターミナルで最大700台の原動機とトレーラセットの艦隊全体のメンテナンスをサポートする。契約はCargotecの2017年第4四半期の受注に計上された。

 Kalmarアジア・パシフィックの上級副社長Peter McLean(ピーター・マクリーン)氏は、「私たちは、11年以上にわたりPSA機器のメンテナンスに取り組んできました。この契約は過去にPSAに提出した作業の証です。世界で最も忙しいコンテナ港の1つであるPSAシンガポールは24時間365日稼働しており、健康的な設備を維持することが重要です。モバイル機器向けの主要なOEM(Original Equipment Manufacturer)。私たちは、PSAがこの賞を受賞したことを嬉しく思っています。顧客に新しい荷役ソリューションを提供する一方で、設備のライフサイクル全体に関わることも我々の野望です。お客様の機器の寿命を延ばし、総所有コストを削減します。」

 Kalmarは、世界中のさまざまな顧客に質の高いメンテナンスケアを提供する。特にPSAのためのアジア太平洋地域では、Kalmarは機器艦隊の最大限の可用性と稼働時間を確保するために日常業務を維持し、サポートしている。シンガポールでは、Kalmarには50人以上のメンテナンススタッフとサービススタッフが常駐し、さまざまなPSA端末に対応している。

 Kalmarは、港湾、ターミナル、物流センター、重工業など、幅広い貨物取扱いソリューションとサービスを提供している。Kalmarはターミナルオートメーションとエネルギー効率の高いコンテナハンドリングの先駆けであり、世界中の4つのコンテナ移動の1つがKalmarソリューションによって処理されている。幅広い製品ポートフォリオ、グローバルサービスネットワーク、さまざまなターミナルプロセスのシームレスな統合を可能にするKalmarは、あらゆる動きの効率を向上させる。Kalmarはカルゴテックの一部。 2016年のCargotec(ナスダック・ヘルシンキ:CGCBV)の売上高は約35億ユーロで、11,000人以上の従業員を雇用している。

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