日本食研、約250億円投じて第二の宮殿工場建設、2018年1月に起工式

 日本食研ホールディングス(愛媛県今治市)は12月20日、愛媛県今治市新都市(今治市クリエイティブヒルズ2番1)に同社の主力商品であるブレンド調味料・レトルト食品等を製造する新工場である「シェーンブルン宮殿工場」を建設すると発表した。新工場の稼働により、現在の食を取り巻く安心・安全への要望に柔軟かつ迅速に対応するとともに、今後予想される生産量増大に対応できる体制を整備していく。2018年1月11日、同工場の起工式を行う。

<シェーンブルン宮殿工場の概要>

工場名:日本食研ホールディングス株式会社 シェーンブルン宮殿工場

所在地:愛媛県今治市クリエイティブヒルズ2-1

敷地面積:52,491㎡

延床面積:42,302㎡

建築面積:11,523㎡

構造:鉄骨造(S造)一部SRC造 地上6階建て

着工:2018年1月11日

竣工:2019年9月予定

稼動:2020年4月予定

生産品目:液体ブレンド調味料(たれ・ソース)、レトルト食品(カレー・鍋スープ)等

生産能力:最大50,000t/年

初期投資額:約250億円

従業員数:約500人

<日本食研第一の宮殿工場:KO宮殿工場 概要>

日本食研KO宮殿工場は、ウィーンの「ベルベデーレ宮殿」を模して設計された。

所在地:愛媛県今治市富田新港1丁目3番地

稼動日:2006年10月(創業35周年の記念として建設)

延床面積:27,281㎡

建築面積:9,047㎡

構造:鉄骨造(S造) 地上5階建て

生産品目:液体・紛体ブレンド調味料

生産能力:44,700t/年

投資総額:85億円

<現在進行中の海外工場>

①食研食品(中国)有限公司 南通本社工場

所在地:中華人民共和国 江蘇省 南通市

敷地面積:33,277㎡

延床面積:13,900㎡

建築面積:6,942㎡

建設:竹中(中国)建設工程 有限公司

着工:2017年12月7日

竣工:2018年 9月予定

稼動:2018年12月予定

生産品目:液体・紛体ブレンド調味料

生産能力:9,500t/年

初期投資額:約22億円

②台湾食研食品股份有限公司 本社工場

所在地:中華民國 台灣省 嘉義市

敷地面積:17,934㎡

着工:2018年冬予定

竣工:2019年冬予定

稼動:2020年春予定

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