古河ユニック、大型トラック用「ユニッククレーン」をフルモデルチェンジ

■安心を追求した最新モデルG-FORCEシリーズが揃い踏み

 古河機械金属は12月13日、中核事業会社である古河ユニック(本社:東京都中央区)が、17年ぶりのフルモデルチェンジとなる中型・小型トラック搭載型クレーン「ユニッククレーン|G-FORCEシリーズ」に続き、大型トラック搭載型クレーンのフルモデルチェンジを実施し、販売を開始すると発表した。発売するURG500シリーズ〔2.93t吊り、3段~7段ブーム〕の標準価格(税別)は、375万円~ 716万円。販売目標は年間800台。

 G-FORCEシリーズは、“安心性能の追求”をコンセプトに、過負荷によるクレーンの折損や転倒事故を予防する「デジタル式荷重計」を全機種に標準装備し、簡単かつ正確な吊り荷重の見える化を実現するなど、基本性能をグレードアップしている。さらに、正確な吊り荷重表示と操作性を格段に高めた新型「液晶ラジコンJOY」を装備した「スタンダード仕様」だけでなく、安全装置をパッケージ化した「セイフティ仕様」、高度な制御技術を活かし、複雑な連動操作を半自動運転する「スマートセイフティ仕様」など、安心性能を追求した高機能モデルも充実させている。

 環境性能においても、好評のエコポンプ・システムをさらに進化させた「スマート・エコシステム」を搭載した「エコ仕様」だけでなく、「サイレント・エコウインチ」などの新機能を搭載したエコクレーンの最上位モデル「エコプレミアム仕様」を設定し、トラックのエンジンの負荷を軽減するとともに低燃料・低排出ガス・低騒音化を実現する。

 古河ユニックは、昨年11月に中型トラック向け、今年10月に小型トラック向けにユニッククレーンのフルモデルチェンジをそれぞれ実施し、“安心”を追求した様々な機能について、顧客から好評。今回、大型トラック向けにもフルモデルチェンジを実施したことで、小型(2トン車クラス)から大型(10トン車クラス)まで最新モデルのラインナップが揃った。引き続き、「ユニッククレーン|G-FORCEシリーズ」の拡販に努めていく。

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