メッツォ、鉱業用フォークミル製品を「Metso Gears and Pinions」にブランド変更

 Metso(メッツォ、本社:フィンランド ヘルシンキ)は11月30日、2015年に米国Rexnord Industries、LLC からFalk Mill Products事業を買収しているが、関連する特定の知的財産権をRexnordから取得したと発表した。

 この買収でメッツォはメッツォを通じて工場やミルを購入した顧客に交換用ギアとピニオンを提供することができた。メッツォは、元の機器メーカーの図面、仕様、技術にアクセスすることにより、独自のフォークミル・プロダクト材料と歯形の正確な設計パラメータを再現することができる。

 2017年12月11日、メッツォはこの名前を「Metso Gears and Pinions」という新しい名前でブランド変更する予定。提供される製品に変更はなく、Metsoは以前の買収の元の図面と仕様を引き続き使用する。メッツォは、同じ名前でも同じ品質と信頼性が期待できると顧客に保証する。

■メッツォについて

 メッツォは、鉱業、骨材、リサイクル、石油、ガス、パルプ、製紙およびプロセス産業に携わる世界をリードする産業企業。ユニークな知識、経験豊富な人材、革新的なソリューションを使用して、一緒に成長する新しい持続可能な方法を構築することで、顧客の業務効率の改善、リスクの削減、収益性の向上を支援する。

 製品は、鉱業および集合処理機器およびシステムから工業用バルブおよび制御に至るまでの範囲。同社の顧客は、幅広いサービスと80以上のサービスセンターと約6,000名のサービス専門家によるグローバルネットワークによってサポートされている。メッツォは安全に対する妥協のない態度をとっている。

 メッツォはフィンランドのナスダックヘルシンキに上場しており、2016年には約26億ユーロの売上を記録している。メッツォは50カ国以上で11,000人以上の従業員を雇用している。

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