米ディア社(Deere Company、本社:イリノイ州MOLINE)は12月1日、道路建設機械の世界的な大手メーカーであるWirtgen Groupの買収を完了したと発表した。この買収の件は、今年6月、最終合意を発表していた。
「Wirtgenグループは、建設機械事業の規模と身長で、ディア社が世界的な成長を続けるのを助けてくれるでしょう」とディア社の会長兼最高経営責任者、Samuel R. Allen(サミュエル・R・アレン)は述べている。
Wirtgen Groupは、約8,200名の従業員を擁して世界規模で事業を展開しており、企業所有の独立系ディーラーの大規模なネットワークを通じて、100カ国以上で製品を販売している。製品ポートフォリオは、ディア社の既存の建設機械製品を補完するものであり、ディア社を世界の道路建設業界のリーダーとして確立している。 Wirtgen Groupは、粉砕、加工、混合、舗装、締固め、リハビリなどの道路建設セクター全体にわたって高級ブランドを保有している。
アレン氏は、この買収は、同社の2つのグローバルな成長事業である農業と建設の両方で拡大するディア社の長期戦略と一致していると述べた。
ディア社は、先進的な製品とサービスを提供する世界的リーダーで、土地に関連した仕事をしている顧客――土地を耕し、収穫し、 食糧、燃料、避難所、インフラに対する世界の劇的なニーズの高まりに対応している。1837年以来、(ジョン・ディア:ブランド)は質の高い革新的な製品を伝統に基づいて提供してきた。