東急建設は12月1日、ベトナム社会主義共和国ハノイ市内において、日本政府の円借款による「ハノイ市環状3号線整備事業(マイジック-南タンロン間)」のうち、コーヌエ-南タンロン間にあたる「パッケージ2」を受注したと発表した。東急建設は、大成建設との共同企業体で、2018年3月着工、2020年7月の竣工を目指して施工する。
なお、同工事は東急建設において2014年竣工の「ニャッタン橋建設工事3工区」以来、ベトナムでの2件目の工事となる。
<工事概要>
工事名称:ハノイ環状3号線延伸(マイジック-南タンロン間)工事パッケージ2
(契約件名):Hanoi Ring Road No.3 Construction Project (Mai Dich-South Thang Long Section)
Package 2:Construction of Co Nhue-South Thang Long Section(Km2+812.50-Km5+497.72)
施工場所:ベトナム社会主義共和国 ハノイ市
発注者:ベトナム社会主義共和国 運輸省 PMU タンロン
Ministry of Transport,Project Management Unit Thang Long
設計者:日本工営-大日本コンサルタント-日本工営ベトナムJV
施工管理者:オリエンタルコンサルタンツグローバル-オリエンタルコンサルタンツ-片平エンジニアリングインターナショナル-TEDI-APECO JV
施工者:東急建設-大成建設JV
請負金:円換算約60億円(予備費含む)
事業資金:JICA円借款事業(アンタイド)
工期:28か月(2018年3月着工予定)
工事内容:
工事延長:L=2,685.2m、道路境界幅:W=21.5m~25.0m
PCスーパーT桁橋:L=2,145.1m;55スパン、鋼桁橋:L=202.2m;3スパン
盛土工(アプローチ部)、アスファルト舗装、道路排水工、擁壁、照明、道路標識、ライン