京セラは11月22日、生産能力の増強および将来の事業拡大に向けて、鹿児島国分工場新工場棟の建設を決定・発表していたが、このほど起工式を行った。現在、需要が旺盛な半導体製造装置用等のファインセラミック部品においては、この新しい工場棟の活用により、生産能力を従来の2倍へと拡大する計画。また、同工場は、将来の設備増設を見据えたスペースを確保しており、更なる事業拡大に向け積極的に投資を進めていく。
<新工場棟の概要>
名称:京セラ㈱鹿児島国分工場 第4-1工場
所在地:鹿児島県霧島市国分山下町1-1(既存敷地内)
総投資額:約56億円
建築面積」5,561.88㎡ (鉄骨、6階建)
延床面積:29,232.18㎡
建設計画:着工:2017年11月 操業:2018年10月
生産品目:半導体・ディスプレイ製造装置用ファインセラミック部品等
生産計画:約30億円(初年度:2018年10月~2019年3月)