中国の建設機械メーカー、広西柳工(LiuGong、以下、柳工、本社:柳州市)は11月14日、13日に中国江蘇省常州市で2017年グローバルディーラー会議を開催したと発表した。「Innovation Creates the Future」をテーマに、柳工は、政府職員、業界リーダー、柳工ディーラーの代表、メディアの友人、柳工従業員など、70カ国以上から1,000人以上の出席者と60年の遺産と将来の期待を共有した。
柳工は1958年に設立され、15の製品ラインを持つ国際企業に進化し、包括的な機器とサービスをグローバルに提供している。「すべての業績は、技術と経営の両面において柳工の忍耐強さと革新なしでは達成できなかった」柳工 GroupのZeng Guang’an会長は、開会の挨拶で述べた。
柳工は、2015年に最先端のグローバルR&Dセンターを立ち上げた後、ポーランド国立R&Dセンターの支援を受けて、9月にポーランドに欧州R&Dセンターを立ち上げた。 柳工は、米国とインドの柳工 R&Dセンターと英国の工業デザインセンターと共に、世界中の顧客に強力な技術サポートを提供するだけでなく、革新的な製品開発を促進する。その結果、柳工のHシリーズホイールローダとEシリーズの掘削機は、世代を超えて世代を重ねてきた製品であり、世界中で好評を得ている。2016年のディーラーカンファレンスで、柳工は関節式フレームローダーの初めての革新的な垂直リフトホイールローダーを発表し、ラジアルアームホイールローダーが適合しない性能と価値を提供した。
柳工は、グローバル展開について言えば、15年のグローバリゼーションで中国の建設機械メーカーの中で最も幅広い販売ネットワークの1つを強化している。 柳工は現在、100以上の国々で6大陸に約300のディーラーを持ち、柳工顧客にローカライズされた専門サービスを提供し、部品とサービスの可用性を保証している。柳工は、世界的な事業を支援するために、12の地域子会社、9の流通センター、3つの海外製造工場からなるグローバルなレイアウトを設定している。柳工は、2016年に30%以上に達した海外事業の比率が高まるにつれて、海外資産も拡大している。 2017年、柳工はブラジルの製造工場で量産を開始した。9月に、柳工はワルシャワに新しいヨーロッパ本社を開設し、ヨーロッパの供給のためのパイプ層事業の拡大と柳工ローダーと油圧ショベルの製造を行う柳工 Dressta Machineryの新生産能力を発表した。
柳工創立60周年を機に、「One Belt and One Road」(一帯一路)の全国イニシアチブと併せて、柳工は創立60周年グローバルツアーの立ち上げ式を行い、今年のディーラー会議で「Belt and Road Initiative」(一帯一路)戦略を実行した。また、柳工は60周年記念モデルを展示し、柳工の現代的製造プロセスと革新的な機械を見つけることができる中国東部の油圧ショベル、ブルドーザー、鉱山設備の現代製造工場である柳工の常州工場で工場見学を手配した。