◆ 11月15日、広島製作所内に新事務所棟 2棟が竣工
◆ 西棟には三菱重工コンプレッサの本社が入居を開始
◆ 東棟にはプライメタルズテクノロジーズジャパンが入居、12月から営業開始予定
三菱重工業は11月15日、広島製作所(広島市西区)の敷地内に建設を進めていた2棟のビルが竣工したと発表した。西棟には三菱重工コンプレッサ(MCO)の本社機能が入居、東棟には英国ロンドンに本社を置くプライメタルズテクノロジーズ(Primetals Technologies, Limited)の日本法人であるプライメタルズテクノロジーズジャパン(PTJ)が入居する。社業のグローバル展開に伴いさらなる発展を目指して、所内に分散していた事務所機能を集約することでコミュニケーションをとりやすくしたもの。さらに、PTJは本社機能を東京から移し、本社と事務所の有機的な統合により、競争力の強化をはかっている。
現地では同日、これを記念して竣工式が開催された。式典には施主を代表して当社の吉儀 有史 執行役員 インダストリー&社会基盤ドメイン 副ドメイン長が出席。そのほか、藤沢 昌之 パワードメイン 副ドメイン長、山根 康幸MCO社長をはじめ、MCO、PTJなどの関係者が参した。
両ビルはいずれも鉄骨構造7階建て塔屋1階付きで、2棟を合わせた延べ床面積は約2万5,000㎡となっている。グローバル展開にふさわしい“地球にやさしく”を基本コンセプトとして、最新のIT(情報通信)機能、祈祷室、ベジタリアン向けメニューを提供できる社員食堂を備えるなど、ダイバーシティ(多様性)に配慮した、当社グループの先進事例となり得るオフィス環境を整えた。MCOは、10月から入居を開始。PTJは、これを機に本社を東京都港区から移して、12月から営業を開始する予定。
三菱重工は、両ビルの竣工を機にコンプレッサ事業ならびに製鉄機械事業のさらなるグローバル競争力強化に取り組むとともに、今後も拠点を構えるそれぞれの地域に立脚しながら積極的に事業を推進していく。
<新事務所棟の概要>
延べ床面積:25,373.88㎡
入居時期:10月(MCO)、12月(PTJ)
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