日本産業機械工業会、9月の産業機械輸出契約は前年同月比2.6%増

 日本産業機械工業会が11月13日に発表した2017年9月における主要約70社の輸出契約高は、1,599億8,300万円、前年同月比102.6%、プラントは4件、489億8,300万円、前年同月比131.1%、単体は1,110億円、前年同月比93.6%となった。

 地域別構成比は、アジア48.3%、オセアニア21.0%、ロシア・東欧10.2%、北アメリカ7.9%、アフリカ6.4%となっている。

<機種別の動向>

(1)単体機械

 [1]ボイラ・原動機:アジアの減少により、前年同月比72.3%となった。

 [2]鉱山機械:中東、オセアニアの増加により、前年同月比106.4%となった。

 [3]化学機械:ロシア・東欧の減少により、前年同月比72.9%となった。

 [4]プラスチック加工機械:アジアの増加により、前年同月比230.8%となった。

 [5]風水力機械:中東の減少により、前年同月比91.1%となった。

 [6]運搬機械:北アメリカの減少により、前年同月比93.1%となった。

 [7]変速機:アジアの増加により、前年同月比133.9%となった。

 [8]金属加工機械:アジアの増加により、前年同月比168.8%となった。

 [9]冷凍機械:アジア、ヨーロッパの増加により、前年同月比120.6%となった。

(2)プラント:オセアニアの増加により、前年同月比131.1%となった。

 平成29年9月産業機械輸出契約状況