住友金属鉱山、2017年度のグループ設備投資は前年度比40%減の899億円

 住友金属鉱山は11月9日、2017年度のグループ設備投資は、前年度比40.2%減の899億円を予定していると発表した。各セグメント別の内訳および推移は以下のとおり。

 2017年度の設備投資について

<2017年度の大型設備投資案件>

 [1]ニッケル酸リチウム増強 170億円(総額220億円)

 [2]スカンジウム回収事業 30億円(総額40億円)

 [3]タンタル酸リチウム/ニオブ酸リチウム基板増強 10億円(総額135億円)

 [4]菱刈鉱山下部鉱体開発 5億円(総額32億円)

 なお、2017年度の資源セグメント設備投資336億円には、コテ金開発プロジェクトの権益取得215億円(当社持分相当)を含んでいる。