住友建機(本社:東京都品川区)の国内販売を担当する住友建機販売(本社:東京都品川区)は11月7日、車両系建設機械、運搬機械などの運転技能講習や玉掛け、ガス溶接作業の技能講習を行う「住友建機教習所 大阪教習センター」を11月2日に開所したと発表した。
住友建機教習所 大阪教習センターは、大阪労働局長登録教習機関として認可され、各種技能講習や特別教育を実施する。住友建機販売は、千葉県千葉市に「住友建機教習所 千葉教習センター」を、また愛知県刈谷市に、「住友建機教習所 愛知教習センター」を持ち、大阪教習センターは3拠点目。
住友建機販売は、大阪地区の業務効率を向上する目的で、8月1日に2カ所に分散していた販売・整備拠点を、より需要の多い湾岸地区(大阪市西淀川区)に集約した。その新拠点敷地内に「住友建機教習所 大阪教習センター」を設け、建設機械の販売・整備拠点と同居することで、集客効果を高め、建設機械関連の教育事業の拡大をはかる。
「住友建機教習所 大阪教習センター」は、阪神なんば線「福」駅から徒歩6分と電車通学圏内にあり、教習センター内施設はダイバーシティー配慮によりエレベーター設置を含むバリアフリー設計を施し、また女性も受講し易いようにトイレや更衣室を充実させている。さらにフォークリフトの運転実技を空調完備の建物内で実施するなど、快適な受講環境を提供している。講師陣には建設機械メーカー直系の教習センターの特性を活かし、建設機械の設計や製造・整備などの経験豊富なスタッフを多数揃えている。
今後、震災、豪雨等自然災害からの復興事業、橋梁、道路等社会インフラの補修・更新工事、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックへの取り組みが進められる中、技能講習等の安全教育のニーズが更に高まることが予想されている。住友建機販売では、ニーズの高まりに対応することで、建設機械メーカー直系の教習機関として地域社会の発展に寄与していく。
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