キャタピラージャパン、2014年排出ガス規制対応の小型油圧ショベル4機種を発売

 キャタピラージャパン合同会社(東京都世田谷区)は11月7日、オフロード法2014年基準に適合したマシンCat F シリーズ小型油圧ショベル4機種-312F、314F、315FL、316F Lを9月15日より発売したと発表した。

 今回発売の小型油圧ショベルは従来機のEシリーズと同等の生産性を確保しつつ、エンジン回転の最適化を図ることにより、従来機よりも高い燃費性能を実現している。また、312F、314F、315F Lには2Dマシンガイダンスシステムを搭載したモデルを準備し、312Fには国土交通省が推進するi-Constructionにも対応する3Dマシンガイダンス仕様を用意している。

 既に発売しているオフロード法2014年基準適合の311FL、312FGCも含め、小型油圧ショベルの充実したラインナップとなる。顧客のニーズにあったより最適なマシンを提供する。

 販売価格(標準仕様、税別)は、312F(運転質量12,600㎏):19,161,500円、314F(同13,300㎏):19,554,400円、315FL(14,500㎏):21,218,000円、316FL(17,100㎏):21,992,900円。

<主な特長>

(1)CatConnectテクノロジ

[1]312Fには3Dマシンガイダンス搭載仕様を用意。国土交通省が推進するi-Constructionに対応する。GPSシステムなどにより油圧ショベルの位置を正確に把握し3D施工が可能。現場で複数の車両を使用して複雑な設計面の施工が可能になる。

[2]312F、314F,315F Lには2Dマシンガイダンスで法面整形や盛土、溝掘削などの作業や整地作業の効率と生産性を向上する。

[3]プロダクトリンクや VisionLink(R)(ビジョンリンク)を利用することで、車両の位置や状態をリアルタイムに把握し適切な機械管理が行え、燃料消費量やアイドリング時間の分析によるコスト削減も可能。

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