中部飼料、約60億円投じて釧路市に畜産用配合飼料の新工場

   中部飼料は11月1日、北海道釧路市の土地に畜産用配合飼料の新工場を建設すると発表した。

 同社は北海道苫小牧市に1993年に飼料工場を稼働させているが、長距離配送の運賃コストを抑制し販売数量を増加させるためにも、北海道での2工場体制を検討してきた。新工場稼働後は、道内広域の畜産家の皆様に、配合飼料をより一層安定的に供給することが可能となる。

 釧路市が位置する北海道道東地区は畜産業が盛んな地域であり、特に搾乳に関しては国内の大生産地。また、今後さらなる生産の拡大が見込まれる地域でもある。

<取得資産の内容と日程>

名称:釧路工場

建設予定地:北海道釧路市西港1-98-41、98-42、99-10、99-12

敷地面積:3万5,798㎡

建築面積:4,300㎡

投資額:約60億円

資金計画:自己資金で充当

製造品目:畜産用配合飼料

製造能力:月2万トン

従業員:約20人

着工予定:2018年5月

稼働予定:2019年6月

 ニュースリリース