仏Haulotte Group(ハウロッテ、本社:リヨン)が10月17日に発表した2017年第3四半期(7~9月)の連結売上高は前年同期比2%増の1億6,100万ユーロ、また1~9月は同8%増の3億7,300万ユーロ(外国為替による大きな影響はない)となった。
ヨーロッパ地域の商業的強さは殆どの市場で確認され、Haulotte Groupの売上高は15%の伸びを達成することができるとしている。アジア太平洋地域は、期間中に安定した売上(外国為替を除く)を示しているが、特に中国では対照的な状況を経験し続けている。北米での活動レベルは、昨年(外国為替を除いて6%減)まで低下し、第3四半期(7~9月)に好調な回復を示した。この地域は米国の足場販売の減少により不利になったが、その間、空中作業プラットフォームはその期間にわたって15%増の成長を示している。メキシコ市場の減少にもかかわらず、ラテンアメリカでの売上高は、外国為替を除いて4%増加し、他の市場では改善の兆しが見られた。
機器販売および賃貸活動は、それぞれ8%および16%増加した(恒常為替レート)。サービス活動のレベルは昨年と似ている。(外国為替の影響なし)。
見通し:Haulotte Groupは、9月末の強力な商業活動と受注レベルにより、2017年の年間売上高予測は約10%、現在の営業利益率は7.5%に近づいている。
■ハウロッテについて(会社概要より)
Haulotte Groupは、人や材料を持ち上げる機器の世界的なメーカーであり、サプライヤー。欧州のリーダーとして、グループは航空作業プラットフォーム(高所作業車・台など)に特化した幅広い製品を設計、製造、販売している。
100年以上の歴史を有し、1998年12月3日以来、パリ証券取引所に上場している。6つの生産部門は、需要の変動や特定の市況に適応することができる成功した柔軟な製造事業を形成する。国内外に20の子会社、100カ国以上に販売代理店を持つ。販売市場は、レンタル、エンドユーザー(幅広い業種)、特殊機械・軍事ソリューションの3分野を主要市場としている。従業員1,500人を雇用し、2016年売上高は4億5,800万ユーロ(約605億円:132円で計算)。