NTTファシリティーズなど、太陽光発電事業用サイト「大熊エネルギー・メガソーラー発電所」が竣工

 ㈱NTTファシリティーズ、北芝電機、大熊町、福島発電は10月17日、大熊エネルギー合同会社(福島県福島市)を設立、福島県大熊町に、NTTファシリティーズにおいて78ヵ所目の太陽光発電事業用サイトとなる「大熊エネルギー・メガソーラー発電所」を建設し、同日、竣工式を実施したと発表した。

 発電事業は再生可能エネルギー発電設備等導入基盤整備支援事業補助金(福島県再エネ復興支援事業)(*1)を活用しており、竣工後は発電事業の収益の一部が福島県再生可能エネルギー復興推進協議会(*2)を通じ避難解除区域等12市町村における地域貢献(復興支援)事業に活用される。

<大熊エネルギー・メガソーラー発電所の概要>

施設名称:大熊エネルギー・メガソーラー発電所

設置場所:福島県双葉郡大熊町大字大川原字西平1818

事業者:大熊エネルギー合同会社

工事開始日:2016年6月13日

発電開始日:2017年10月1日

設置容量:11,668.86kW

想定年間発電量:約12,700MWh (一般家庭消費電力 約3,500世帯分)

■各社代表

 株式会社NTTファシリティーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:一法師淳)

 北芝電機株式会社(本社:福島県福島市、取締役社長:管野義知)

 大熊町(大熊町長:渡辺利綱)

 福島発電株式会社(本社:福島県福島市、代表取締役社長:鈴木精一)

■用語説明

 *1  東日本大震災及び原子力災害で大きな被害を受けた地域の経済活動を再生させるため、原子力災害の被災地(避難解除区域等)において、発電事業の収益の一部を復興活動に活用する民間団体等が取り組む再生可能エネルギー発電設備等の導入事業に要する経費の一部を補助する。

 *2  避難解除区域等における円滑かつ効果的な再生可能エネルギーの導入推進とその収益を活用した復興支援を図ることを目的に設立。避難解除区域等における発電事業の推進に関する事業、負担金による復興支援事業等を行う。

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