国際協力銀行(JBIC)、ユニクラフトナグラのインドネシア自動車部品事業に融資保証

 国際協力銀行(JBIC)は10月16日、13日、ユニクラフトナグラ株式会社(本社:静岡県、名倉喜英社長)のインドネシア法人PT. UNICRAFT NAGURA INDONESIA(以下UCNI、西ジャワ州ブカシ)に対する融資を行う浜松信用金庫との間で、同融資を対象とする保証契約(保証対象元本合計:2百万米ドル)を締結したと発表した。

 本件は、UCNIがインドネシアの西ジャワ州において実施する、自動車部品の製造・販売事業に必要な資金を、民間金融機関からのクロスボーダーローンにより借り入れることを保証により支援するもの。

 ユニクラフトナグラは、1951年の創業以来、自動車部品等の精密加工品の製造・販売を手掛ける中小企業で、2012年にUCNIを設立した。インドネシア及び周辺東南アジア諸国の経済成長等を背景に、自動車部品の需要拡大が見込まれる中、ユニクラフトナグラはUCNIを通じた海外生産拡大を企図している。保証は、こうしたユニクラフトナグラの海外事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。

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