ブリヂストン、約324億円投じてポーランドとスペインでタイヤ生産能力を増強

 ㈱ブリヂストンの欧州子会社ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー(以下、BSEMEA)は10月16日(欧州現地時間)、総額約266百万ユーロ(約324億円*)を投資して、乗用車用ラジアルタイヤを生産するポズナン工場(ポーランド)、ブルゴス工場(スペイン)、及びトラック・バス用タイヤを生産するスタルガルト工場(ポーランド)の生産能力を増強すると発表した。

 今回の増強は、市場変化を踏まえた顧客の要求に迅速に応え、高性能製品の供給増を実現することにより、BSEMEAひいてはブリヂストングループ全体がグローバルで「断トツ」となることに貢献することを目的としている。

 増強は2022年までに完了する計画で、最終的には3工場合わせて20%以上の生産能力増強となる見込み。

 *1ユーロ=122円で換算

<BSEMEA概要>

会社名:Bridgestone Europe NV/SA(ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー)

所在地:ベルギー王国 ブリュッセル

CEO兼プレジデント:Paolo Ferrari (パオロ・フェラーリ)

資本金:724,668千ユーロ

資本比率:株式会社ブリヂストン 100%

事業内容:欧州・中近東・アフリカ・ロシア事業の統括及び自動車タイヤの販売

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