日本産業機械工業会、8月の産業機械輸出契約高は1,562億8,900万円で前年同月比171.1%

1.概要

 本月の主要約70社の輸出契約高は、1,562億8,900万円、前年同月比171.1%となった。

 プラント案件は4件、773億5,100万円となった(前年同月比は、前年同月に案件が無かったため比率を計上できず)。

 単体は789億3,800万円、前年同月比86.4%となった。

 地域別構成比は、アジア85.7%、北アメリカ5.9%、ヨーロッパ3.8%、中東1.7%、ロシア・東欧1.4%となっている。

2.機種別の動向

(1)単体機械

[1]ボイラ・原動機:アジアの増加により、前年同月比102.4%となった。

[2]鉱山機械:オセアニアの減少により、前年同月比43.2%となった。

[3]化学機械:ロシア・東欧の増加により、前年同月比108.3%となった。

[4]プラスチック加工機械:アジアの増加により、前年同月比148.3%となった。

[5]風水力機械:アジアの増加により、前年同月比119.7%となった。

[6]運搬機械:アジアの増加により、前年同月比162.6%となった。

[7]変速機:アジア、ヨーロッパの増加により、前年同月比153.5%となった。

[8]金属加工機械:ヨーロッパの増加により、前年同月比119.8%となった。

[9]冷凍機械:アジア、ヨーロッパの減少により、前年同月比64.5%となった。

(2)プラント

 アジア、北アメリカが増加した(前年同月比は、前年同月に案件が無かったため比率を計上できず)。

 2017年8月の産業機械輸出契約状況

  ・(表1)2017(平成29)年8月 産業機械輸出契約状況 機種別受注状況

  ・(表2)2017(平成29)年8月 産業機械輸出契約状況 機種別・世界州別受注状況