日本精工、「低フリクション高密封シール」を開発

 日本精工(NSK)は10月6日、深溝玉軸受用として、「低フリクション高密封シール」を開発したと発表した。製品は、密封性能と低フリクションを両立した。このシールを採用した軸受の売上として2021年に年間25億円を目指す。

 軸受は様々な環境で使用される場合があるため、周囲からの異物侵入を防ぐ必要がある。NSKでは従来から高密封接触シールと低フリクション接触シールの2種類をラインアップし、用途によって選択してきた。双方の用途に適合させるため、シール構造と接触部の最適設計を行い、密封性能と低フリクションを両立したシールを開発した。

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