㈱前川製作所(本社:東京都江東区)は10月6日、独立行政法人国際協力機構(JICA)公募の「開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業」として、タイにおける産業分野を対象とした「環境配慮型冷温水同時取出しヒートポンプ普及促進事業」が採択されたと発表した。
事業は、日本の民間企業が持つ優れた技術を途上国の社会・経済開発に役立てるために、開発途上国の政府関係者を主な対象として、当該技術への普及促進を図るもの。
プロジェクトは、前川製作所が事業主体となり、四国電力、㈱四電工、一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターが支援コンサルタントとして参画し、タイのエネルギー省や地方配電公社等を対象に、現地セミナーの開催、日本での省エネ政策講義や導入設備の視察を通じ、省エネルギー・ CO2 排出量削減に寄与するヒートポンプ技術の普及促進と導入を目指す。