建設機械出荷、17年8月は25%増の1,889億円、10カ月連続で増加

■内需は11.1%増の849億円、外需は39.1%増の1,040憶円

 日本建設機械工業会が9月29日に発表した8月の建設機械出荷金額によると、内需は11.1%増の849億円、外需は39.1%増の1,040億円、総合計では25.0%増の1,889億円となった。その結果、内需は9カ月、外需は10カ月、総合計では10カ月連続の増加となった。

 内需について機種別に見ると、トラクタ33.5%増の107億円、油圧ショベル46.5%増の281億円、ミニショベル9.3%増の62億円、道路機械23.1%増の28億円、基礎機械26.3%増の38億円、油圧ブレーカ圧砕機7.9%増の15億円となり、6機種が増加、内需全体では11.1%増となった。

 外需について機種別に見ると、トラクタ63.2%増の125億円、油圧ショベル18.5%増の374億円、ミニショベル19.2%増の168億円、建設用クレーン1.3%増の52億円、道路機械55.5%増の24億円、コンクリート機械60.9%増の2億円、基礎機械28.0%増の4億円、油圧ブレーカ圧砕機34.7%増の6億円、その他建設機械40.6%増の128億円の9機種と補給部品227.0%増の158億円が増加した。

 地域別に見ると、アジアが10カ月連続、オセアニアが2カ月連続、中近東が2カ月連続、欧州が6カ月連続、アフリカが9カ月連続、CISその他東欧が6カ月連続の増加と6地域が増加し、外需全体では39.1%増となった。

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