コマツ、<オフロード法2014年基準適合>ホイールローダー「WA200-8」発売

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 コマツは9月25日、最新技術を随所に織り込み、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」(※1)2014年基準に適合したホイールローダー「WA200-8」運転質量10,135㎏、バケット容量2.0㎥)を9月から発売したと発表した。

 窒素酸化物(NOx)と粒子状物質(PM)の排出量を大幅に低減し、特定特殊自動車排出ガス2014年基準の排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを新たに搭載した。また、新世代エンジンと従来から定評のある可変容量ポンプや電子制御HST(※2)などを組み合わせ、生産性と燃費性能の両方で高いレベルを達成し、燃料消費量を4%低減している。(※3)。

 大型キャブを採用し、広々とした快適空間と優れた視界性を確保するとともに、キャブ内騒音値を68dB(A)に抑えることで快適な作業環境を実現した。また、車両後方の視認をサポートするリヤービューカメラ&モニタや、必要な情報が必要な時に表示される液晶マルチモニタの搭載により、安全かつ効率良く作業を行うことができる。最新のKOMTRAX(機械稼働管理システム)は、オペレーターごとの運行管理を可能にするとともに、排出ガス後処理システムに必要なAdBlue®(※4)の残量についても確認可能にしている。

 さらに、国内で初めてパワーラインの保証延長と無償メンテナンスを取り入れたサービスプログラム「KOMATSU CARE(コマツ・ケア)」が新車購入時から付帯され、トータルライフサイクルコストの低減と長時間稼働に貢献する。

 価格は2,060万円(工場裸渡し消費税抜き)で、販売目標(国内のみ)は年間400台。

※1.通称、オフロード法という

※2.Hydro-Static Transmission(ハイドロスタティック・トランスミッション:油圧駆動変速機)

※3.コマツ従来機との比較(当社テスト基準による)。実作業では作業条件により異なる場合がある

※4. ドイツ自動車工業会(VDA)の登録商標。尿素SCRシステム専用の高品位尿素水のこと

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