日立建機、ホイールローダZW370-6を発売、オフロード法2014年基準に適合

 日立建機は9月21日、新型ホイールローダZW-6シリーズとして、ZW370-6(標準バケット容量5.6㎥、運転質量32.4t)を日本国内向けに925日より発売すると発表した。標準小売価格は、7,600万円(税別)で、販売目標は国内向けに年間30台を見込んでいる。

 「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(以下、オフロード法)」2014年基準に適合したホイールローダで、従来機(ZW370-5B)の操作性や耐久性などの優れた性能を踏襲しながら、より高いレベルの市場の要望に応えるため、「環境性能」、「経済性」、「作業性能」、「メンテナンス性」、「安全性・運転環境」の各種機能を改良し、さまざまな作業現場に適したパフォーマンスを発揮する。

 また、排出ガスの後処理装置にPM除去フィルタレスの「尿素SCRシステム」を採用したことで、定期的な清掃や交換などのメンテナンスが不要となり、長期的なメンテナンスコストやメンテナンス中のダウンタイムの低減を実現し、ユーザーニーズに応えている。

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