アズビル、約32億円投じて湘南工場内に新工場建設、神奈川県が発表

 計測機器・制御機器の製造を行うアズビル(東京都千代田区)は湘南工場内に新工場を建設する。投資額は約325,000万円。操業開始時280名を雇用、202041日に操業を開始する予定。9月14日、神奈川県が発表した。

 今回、高座郡寒川町の湘南工場内に新工場を建設し、伊勢原市内の工場と藤沢市内の藤沢テクノセンターに分散している最先端生産機能を集約することで、高付加価値製品をグローバルに供給するためのマザー工場として整備する。

 神奈川県は、2016(平成28)年4月からスタートした企業誘致推進方策「セレクト神奈川100」により、今回はアズビルを含めて5社の企業立地支援事業の事業計画の認定を行った。県では、「かながわグランドデザイン」第2期実施計画において、2015(平成27)年度から2018(平成30)年度までの4年間で県外・国外から100件の事業所の誘致を目標としており、今回の認定により2015(平成27)年度からの累計で55件となった。

<新工場概要>

所在地:神奈川県高座郡寒川町大曲4-1-1

投資額:325,100万円

雇用予定:操業開始時280名(他、非常用雇用人数98名)

操業開始予定:202041

 神奈川県記者発表資料